動画:ロダンの「複製」の大理石像、実は本物 1.4億円で落札 フランス
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【6月10日 AFP】フランス人彫刻家オーギュスト・ロダンの複製と思われていた大理石の像が本物と認定され、オークションで86万ユーロ(約1億4000万円)で落札された。主催者が9日、発表した。
オークション主催者のエメリック・ルイラック氏によると、この像は「Le Desepsoir(絶望)」と題されたロダンの1892年の作品で、1906年のオークションで落札された後、所在が分からなくなっていた。
ルイラック氏によると、週末に行われたオークションでのスタート価格は50万ユーロ(約8200万円)で、最終的には86万ユーロで落札された。
像は高さ28.5センチで、女性が片足を両手で持って座っている。
所有していた家族は長年、複製だと思い込み、ピアノの上の隅に置いていたという。(c)AFP