【6月9日 AFP】全仏オープンテニスは8日、女子ダブルス決勝が行われ、大会第2シードのサラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ組（ともにイタリア）が、アンナ・ダニリナ（カザフスタン）/アレクサンドラ・クルニッチ（セルビア）組を6-4、2-6、6-1で下し、優勝を果たした。

エラーニ/パオリーニ組は、同じ会場で行われた昨年のパリ五輪で金メダルを獲得したが、四大大会（グランドスラム）ではペアとして初優勝。昨年の全仏でも決勝に進出していたが、準優勝だった。

38歳のエラーニは、アンドレア・ババッソーリ（イタリア）と組んで出場した混合ダブルスも制しており、今大会2冠となった。女子ダブルスでは、これがグランドスラム自身通算6勝目で、すでに生涯グランドスラムも達成している。(c)AFP