北欧の国際海事展「ノルシッピング」、中国企業60社以上出展
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【6月9日 Xinhua News】世界的に有名な国際海事展「ノルシッピング2025」が3日、ノルウェーのオスロで開幕した。今回は中国館が設置され、中国企業六十数社が新しい製品やコンセプトを展示し、この国際見本市を利用して協力パートナーを探し、国際市場を開拓することに期待を寄せている。
中国国際貿易促進委員会機械産業分会の周衛東(しゅう・えいとう)会長によると、中国の海運・船舶製造業の発展レベル向上に伴い、企業の国際見本市への参加意欲も高まっている。今回のノルシッピングには中国企業六十数社が出展し、出展面積は1300平方メートルを超え、史上最大規模となった。
ノルウェー貿易産業漁業省のサーゲバッケン副大臣は侯悦(こう・えつ)駐ノルウェー中国大使と共に、中国館と複数の中国企業出展ブースを視察した。サーゲバッケン氏は視察後、中国の船舶製造企業のイノベーション力に感銘を受けたとし、両国の企業は船舶製造などの業界で非常に長い協力の歴史があり、双方の協力を深め、より多くの成果を上げることに期待していると述べた。その上で、「中国企業は新しいグリーンソリューションを探っている。彼らは技術発展の最先端に立っており、それはまさにノルウェーが海運分野のグリーン(環境配慮型)化を実現する上で必要とする技術だ」と強調した。
ノルシッピングは1965年に創設され、2年ごとに開催される世界最大の影響力を持つ海運・海事専門見本市の一つ。今回の会期は4日間で、52カ国・地域から約千社・機関が出展する。(c)Xinhua News/AFPBB News