イタリアがノルウェーに完敗、ベルギーはドロー W杯欧州予選
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【6月7日 AFP】2026年サッカーW杯北中米大会の欧州予選は6日、各地で試合が行われ、グループIでは本大会で4度の優勝を誇るイタリアが敵地でノルウェーに0-3で敗れる悲惨なスタートを切った。
ノルウェーは雨が降るオスロで、前半にアレクサンダー・ソーロート、アントニオ・ヌサ、そしてアーリング・ブラウト・ハーランドが得点を挙げ、過去2大会で本戦出場を逃しているイタリアにとって忘れたい一夜となった。
イタリアがUEFAネーションズリーグに参戦していた中、ノルウェーは3月の試合でモルドバとイスラエルに勝利しており、勝ち点を9に伸ばして組首位に立っている。また、イスラエルはこの日エストニアを3-1で下し、勝ち点6の2位につけている。イタリアは9日にホームでモルドバと対戦する。
グループJでは、初戦に臨んだベルギーが北マケドニアと1-1で引き分けた。
ロメルー・ルカクのシュートがブロックされたこぼれ球をマキシム・デ・カイペルが押し込んで先制したベルギーだったが、元リーズ・ユナイテッドのエズジャン・アリオスキに残り4分で同点のボレーシュートを決められた。
北マケドニアは3戦無敗としたものの、リヒテンシュタインにホームで3-0の勝利を挙げたウェールズが勝ち点7で同組首位に立っている。
ジョー・ロドン、ハリー・ウィルソン、キーファー・ムーアが得点したウェールズは、クレイグ・ベラミー監督就任後は無敗を維持している。9日には敵地ブリュッセルでのベルギー戦に臨む。
グループLではクロアチアがジブラルタルを7-0で粉砕し、初戦を白星で飾った。同組は3連勝のチェコが首位を走っている。(c)AFP