NBA、リーグ拡張「検討すべき」 コミッショナーが見解
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【6月6日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のアダム・シルバー・コミッショナーは、来月ラスベガスで予定されているオーナー会議でリーグの拡張が議題に上がった場合、検討すべきだとの考えを示した。
NBAファイナルに先立ち行われた年次会見でシルバー氏は、北米には「未開拓」の市場が数多くあるとして、新球団の創設を検討する余地があると述べた。
拡張の是非について問われると、「現時点での感覚としては、拡張に向けて検討を進めるべきだと思っている」としたうえで、「ただし、それが自動的に決まるわけではなく、リーグの将来をどう見通すかにかかっている」とも語った。
さらに、「以前も言ったように、拡張はある意味でリーグの株式を売ることと同義だ。リーグの将来を信じているのであれば、必ずしも新たなパートナーを増やす必要はない」と語った。
一方で、「米国や他の地域には未開拓の市場があることも認識している。NBAチームを所有するにふさわしい市場があると思う」とも話した。
シルバー氏は、来月のオーナー会議について、「議題に取り上げて、その場の温度感を測りたい」と述べ、「すでに検討を進めている委員会もあり、私の感触としては、その会議で私やリーグ本部に対し、拡張の可能性を引き続き模索すべきだという方向性が示されることになるだろう」と述べた。(c)AFP