【6月8日 CGTN Japanese】2025年国際磁気共鳴医学会(ISMRM)年次総会が米国のハワイで開催されました。上海交通大学の生物医学工程学院博士課程3年生の邱月淇氏は、今回の会議で青年科学者賞(Young Investigator Award)の下に設けられた橋渡し科学賞(Prince-Meaney Translational Science Award)を受賞し、本年度の同賞の唯一の受賞者となりました。また、中国の科学研究成果が同賞を受賞したのは、今回が初めてです。

 邱月淇氏は、上海交通大学生物医学工程学院の張志勇准教授の研究チームに所属しており、スタンフォード大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(UIUC)、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院(MGH)などの世界トップ医学研究機関との競争を勝ち抜き、本年度の橋渡し科学賞を受賞しました。現在、邱月淇氏が所属している研究チームは低磁場磁気共鳴のより多くの可能性を模索しています。同研究チームは上海交通大学医学院付属児童医学センターと共同で協力を展開し、携帯型低磁場MRIシステムおよび新しいイメージング技術を児童の脳知力発育研究に応用しています。

 橋渡し科学賞はISMRM青年科学者賞の下に設けられた三つの賞の一つであり、ISMRMが授与する磁気共鳴基礎科学実用化の研究分野の最高栄誉です。毎年、世界で最も臨床応用価値のある画期的な研究成果にのみ授与されます。ISMRMの年次会議には100カ国以上から約6000人余りの専門家や学者が集まり、世界の磁気共鳴研究分野で最も影響力のある学術会議とみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News