【6月7日 CGTN Japanese】中国南方航空の国産大型旅客機C919が運航するCZ3383便は4日午後10時21分、139人の乗客を乗せて中国南部の広州白雲国際空港を出発し、同日午後11時57分に中国中部の河南省南陽姜営空港に到着しました。これはC919の商業運航に新たな路線が加わり、C919が国内の地方空港に初めて正式に登場したことを示しています。

 今回の任務を担当した中国南方航空のC919は標準航続距離型で、164席3キャビンのレイアウトを採用しています。初運航後、南陽姜営空港は中国南方航空C919の飛行訓練、技術検証、不定期商業便の運航支援任務を常時担当することになります。

 計画によると、中国南方航空のC919は初運航で到着した後、5日から6日にかけて南陽姜営空港で集中的な現地飛行訓練を実施します。中国南方航空は総合的な素質と技術能力に優れたベテラン機長インストラクターチームを派遣し、パイロットが離着陸、再離陸などの訓練科目を高水準で完了するよう指導します。また、運航ビッグデータの収集を通じて、航空機の性能と空港の地上サポートの連携能力を包括的に検証する予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News