シナーが圧勝で全仏OP4強入り ジョコとの準決勝へ
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【6月5日 AFP】全仏オープンテニスは4日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのヤニック・シナー(イタリア)はアレクサンダー・バブリク(カザフスタン)を6-1、7-5、6-0で下し、準決勝に進出した。いつも通りに容赦なく1時間49分でストレート勝ちを収めたシナーは、2年連続の4強入りを果たした。
シナーは試合後「とにかく自分側のコートに集中しようと努めた。相手には波があるから、できるだけ安定したプレーを心がけた」とし、「準決勝進出はとても満足。四大大会(グランドスラム)の準決勝はとても特別だ」と述べた。
今大会ではいまだに1セットも落としていないシナーは、ここまでの5試合でコートに立った時間は10時間未満となっており、数ゲームを落とすにとどめて整然と相手から勝利を奪っている。
決勝進出を懸けた次戦では、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を4セットで下した第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)との対戦が決まった。
ジョコビッチとの直接対決を4勝4敗としているシナーだが、直近の3試合では白星を挙げており、自身初のグランドスラム制覇を果たした昨年の全豪オープン準決勝では4セットで勝利している。(c)AFP
