【6月4日 AFP】ジンバブエの野生生物当局は3日、増え続けるゾウの個体数を抑えるために数十頭を殺処分し、その肉を食用として配布すると発表した。

ジンバブエ公園・野生生物管理局(ZimParks)は声明で、南東部の広大な私有野生動物保護区での間引きは、初めに50頭を対象とすると発表した。

全体で何頭が殺されるのか、またその殺処分の期間については言及されていない。

ZimParksによると、2024年の航空調査では2550頭のゾウがこの保護区に生息し、収容可能頭数(800頭)の3倍以上となっている。

ZimParksは「管理活動で得られたゾウの肉は地元コミュニティーに配布される。象牙は国の所有物となり、保管のためZimParksに引き渡される」と述べた。(c)AFP