欧州メディア 中国がロボット競技大会で産業発展を推進と評価
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【6月4日 CGTN Japanese】欧州メディアの最近の報道によると、中国が開催しているスポーツイベントは単純なイベントではなく、ロボットマラソン、PK戦、太極拳、格闘技イベントなどを通じて、スポーツとハードウェアの未来を形作ろうとしていると述べています。かつてはSF映画のように見えたシーンが、今では教育プラットフォームであり、パフォーマンス、人工知能(AI)、機械運動エネルギーを融合させた文化現象となり、中国はロボットスポーツ革命を主導し、競技場を技術実験室に変えていると評価しました。
深セン市は今年12月、世界初の「フルサイズの人間実物大」ヒューマノイドロボットを競技の主体とする「衆撃(深センのロボットメーカー)ロボット自由格闘技大会『機甲拳王』」の開催に向けて準備を進めています。
ロボットの機能は格闘技やマラソンに限りません。太極拳を教え始めたロボットもあれば、毎秒4メートルのスピードで走るロボットもあります。
中国の企業情報会社の天眼査のデータによると、今年1~5月だけで、中国では新たに10万社のロボット関連企業が増加し、ロボット関連企業の総数は90万社に達しました。中国情報通信研究院の推計によると、中国国内のヒューマノイドロボット市場はすでに世界の半分を占めており、2045年までに生産額は10兆元(約200兆円)に達する見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News