アルカラスが準々決勝へ ムゼッティも8強 全仏OP
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【6月2日 AFP】全仏オープンテニスは1日、男子シングルス4回戦が行われ、大会連覇を狙う第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第13シードのベン・シェルトン(米国)を7-6(10-8)、6-3、4-6、6-4で下し、準々決勝に進出した。
3時間19分に及ぶ4セットの接戦を制したアルカラスは、これで全仏で4年連続の8強入りとなった。準々決勝の相手は、第12シードのトミー・ポール(米国)。ポールは第25シードのアレクセイ・ポピリン(オーストラリア)を6-3、6-3、6-3で退けた。
アルカラスは試合後、「きょうは頭の中では自分との闘いだった」と明かし、「怒ったり、ネガティブなことを考えてしまう場面もあった。でも、その悪い考えに負けなかったことは本当に良かった。とにかく落ち着いて、前に進み続けようとした」と語った。
第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)は第10シードのホルガー・ルーネ(デンマーク)に7-5、3-6、6-3、6-2で勝利し、準々決勝ではフランシス・ティアフォー(米国)と対戦する。
ムゼッティは、クレーコートで行われたモンテカルロ・マスターズ、マドリード・オープン、イタリア国際のマスターズ1000大会でいずれも4強以上に入っており、この試合でも好調ぶりを発揮した。
第15シードのティアフォーはドイツのダニエル・アルトマイヤーを6-3、6-4、7-6(7-4)で下し、全仏では自身初の準々決勝進出を果たした。(c)AFP