【6月1日 AFP】サッカークラブW杯の最後の出場枠を懸けた「プレーインマッチ」が31日に行われ、ロサンゼルスFC(LAFC、米国)がクラブ・アメリカ(メキシコ)を延長戦の末に2-1で下し、同大会出場を決めた。

試合はクラブ・アメリカが64分、元LAFCのブライアン・ロドリゲスのPKで先制し、出場権を手にするかに思われた。しかしLAFCは、89分にイゴール・ヘススのヘディングゴールで追いつき、試合は延長戦に突入。LAFCは迎えた延長後半10分、デニス・ブアンガが決勝点を挙げた。

この一発勝負のプレーインマッチは、本来出場予定だったクラブ・レオン(メキシコ)が除外されたことを受けて実施された。レオンは、クラブを保有するグルポ・パチューカが、同大会に出場するCFパチューカ(メキシコ)の親会社でもあるため、出場権を剥奪された。

勝利したLAFCには、950万ドル(約13億7000万円)の参加賞金が与えられる。6月14日に開幕する同大会では、チェルシー(イングランド)、フラメンゴ(ブラジル)、エスペランス(チュニジア)と同じグループDに入る。(c)AFP