トランプ氏、マスク氏盟友のNASA長官指名を撤回
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【6月1日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は、イーロン・マスク氏の親しい盟友であるテクノロジー界の大富豪ジャレド・アイザックマン氏を米航空宇宙局(NASA)の長官に指名する計画を撤回する意向だと、ホワイトハウスが5月31日に発表した。
トランプ氏は大統領復活前の昨年12月、オンライン決済企業を経営し、初の民間宇宙飛行士として宇宙遊泳を行ったアイザックマン氏を次のNASA長官に任命したいと述べていた。
しかし、ニューヨーク・タイムズ紙は5月31日、トランプ氏がその指名を撤回する意向であると報じた。匿名の情報筋を引用し、トランプ氏がアイザックマン氏が著名な民主党員に献金していたことを知った後にこの決定を下したと伝えた。
報道について問われたホワイトハウスは指名の変更を認め、「NASA次期長官がトランプ大統領のアメリカ・ファーストの議題と完全に一致していることが不可欠だ」とAFP宛のメールで述べた。
代わりの人物はトランプ氏が近日中に直接発表するという。
この動きは、30日にトランプ氏のいわゆる政府効率化省(DOGE)の責任者を退いたマスク氏に対する侮辱とみられている。
報道によれば、マスク氏はアイザックマン氏がNASA長官の職を得るためにトランプ氏に直接働きかけたとされている。アイザックマン氏はマスク氏のスペースXと重要な取引関係にあることから、利益相反の可能性が浮上している。(c)AFP