【6月1日 AFP】ナイジェリア中西部の市場町モクワで豪雨に伴い洪水が発生し、150人以上が死亡した。

町から約10キロ離れた場所でも複数の遺体が見つかっている。ニジェール州緊急事態管理局の報道官、イブラヒム・アウドゥ・フセイニ氏がAFPに語ったところによると、モクワでは250棟以上の建物が倒壊し、2つの橋が流された。

フセイニ氏は、ニジェール川に流された遺体もあるため、犠牲者数はさらに増える可能性があると述べた。

同州の赤十字の責任者であるギデオン・アダム氏はAFPに対し、捜索隊が湿地帯の反対側にあるジェッバに向かっていると語った。

モクワは5月28日の夜から29日にかけて豪雨に見舞われ、3000人以上が避難したとフセイニ氏は話した。アダム氏によれば、121人が負傷のため入院、100人以上が行方不明となっている。(c)AFP