【5月31日 AFP】フランスのアニエス・パニエリュナシェ・エコロジー移行相は30日、中国・北京訪問の最後に、フランスと中国は環境問題で「合意点」を見出したと述べた。

ドナルド・トランプ米大統領が1月に就任し、米国が産業革命前からの気温上昇を1.5度以内に抑える国際枠組み「パリ協定」から再び離脱したのを受け、フランスは欧州連合(EU)と中国が環境・気候問題で共同戦線を張ることを提唱してきた。

パニエリュナシェ氏は、黄潤秋・生態環境相や関志鴎・自然資源相を含む複数の中国当局者と会談した後、AFPの取材に対し、「合意点が明確に感じられた」と述べた。

「パリ協定へのコミットメント」と「多国間主義」が二つの合意点だと続けた。

さらに、国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)を前に共同声明が発表され、交渉に弾みがつくことを期待していると述べ、「一部の人々から科学が疑問視され、気候の規制緩和が私たちの生活に与える影響が議論されている今こそ、EUと中国が責任を果たすことが重要だ」と強調した。

中国の生態環境省が発表した声明によると、黄氏はパニエリュナシェ氏に対し、中国はCOP30で「パリ協定で定められた目標を順守し続け、すべての関係国と協力して前向きな成果を促進する」と述べた。(c)AFP