【5月31日 AFP】女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子オープンは30日、米ウィスコンシン州のエリンヒルズ(パー72)で2日目が行われ、西郷真央が6アンダー「66」のスコアを記録し、通算8アンダーで暫定ながら単独首位に浮上した。この日のラウンドは雷雨により約1時間中断し、その後12人がコース上にいる中で日没サスペンデッドとなった。

シェブロン選手権で5人によるプレーオフを制してメジャー初制覇を遂げた西郷は、2位タイにつけるネリー・コルダ(米国)、渋野日向子ら6選手に3打差をつけている。

インスタートの西郷は11番、12番でバーディーを奪ったが、パー5の14番で3打目がピンに当たってバンカーに落ちる不運に見舞われ、この日唯一となるボギーをたたいた。自分のミスではないと気持ちを切り替えた西郷は、その後18番から3連続でバーディーを奪った。

イーブンパースタートのコルダは、7バーディーを奪って5アンダー「67」を記録。渋野は3アンダー「69」でラウンドを終えた。その他、キム・イェリム(韓国)、マヤ・スターク(スウェーデン)、イエリミ・ノーとサラ・シュメルツェルの米国勢が通算5アンダーで並んでいる。

その他上位につける日本勢は、首位スタートの竹田麗央が通算3アンダーで12位タイ、岩井千怜は通算2アンダーで19位タイ、岩井明愛は通算1アンダーで29位タイとなっている。

前回王者の笹生優花は、通算2オーバーでカットライン圏外となっている。(c)AFP