中国 湾岸協力会議諸国に対するビザ免除を全面実施
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【5月31日 CGTN Japanese】中国外交部の毛寧報道官は29日の定例記者会見で、中国が東南アジア諸国連合(ASEAN)‐中国‐湾岸協力会議(GCC)による第1回首脳会議の期間中にサウジアラビアなど4カ国に対するビザ免除政策の実施を宣言したことについて紹介しました。
毛報道官は、「国内外の人々の往来にいっそう便宜を図るために、中国はビザ免除国の範囲を拡大することを決定した」と述べた上で、2025年6月9日から2026年6月8日までに、サウジアラビア、オマーン、クウェート、バーレーンの一般旅券所持者に対してビザ免除政策を適用すると説明しました。これら4カ国の一般旅券所持者はビジネス、観光、親族訪問、交流・訪問などの目的で中国に渡航する場合、30日以内の滞在であれば、入国ビザが免除されます。
中国はGCCメンバーのアラブ首長国連邦(UAE)、カタールと2018年にビザの相互免除を実施しており、今回の措置でGCCの6カ国すべてに対してビザ免除政策が適用されます。
毛報道官はまた、中国はGCC諸国からより多くの人々が訪れることを歓迎するとの考えを示しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News