【5月29日 AFP】ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦するホンダHRCカストロールのルカ・マリーニが、鈴鹿8時間耐久レースのテスト走行中に激しく転倒し、気胸などの重傷を負った。

チームによると、マリーニは28日に鈴鹿サーキットでクラッシュして入院。容体は安定しており、渡航可能になるまで日本で経過観察下に置かれるという。

25日に行われた第7戦英国GPで15位だったマリーニは、鈴鹿8耐に向けた初日のテストを問題なく終えたが、2日目の激しいクラッシュにより右肺気胸に加えて股関節脱臼、膝靱帯(じんたい)損傷を負い、胸骨や鎖骨を折った。

マリーニは、自身のインスタグラムに病院のベッドで横たわる写真とともに「みんな、応援ありがとう! また報告するよ」とイタリア語で投稿を行っている。(c)AFP