【5月29日 CGTN Japanese】欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は26日、ドイツのベルリンで講演を行い、米ドルを基軸とする現在の国際通貨システムが不確実になりつつあることを指摘しました。

 ラガルド氏は、「世界的な多国間協力はゼロサム思考と二国間の権力争いに取って代わられつつあり、また、開放性も保護主義に取って代わられつつあり、同システムの礎である米ドルの主導的地位さえも不確実になっている」と述べました。

 ラガルド氏は、世界貿易の減少や経済ブロックの分裂につながるような国際秩序のいかなる変化も、欧州経済に悪影響を及ぼすとの見方を示した上で、「適切な政策対応を講じれば、情勢の変化は、ユーロがより大きな国際的役割を果たすための扉を開く可能性がある」との考えを示しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News