ブルネイ国王が入院、容体は「安定」 マレーシア首相
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【5月28日 AFP】ブルネイのハサナル・ボルキア国王が27日夜、マレーシアの首都クアラルンプールで疲労のため入院した。同国のアンワル・イブラヒム首相は同日、国王は「安定しており、良好な状態にある」と明らかにした。妻と共に入院先の病院を訪れた後、メディア向けに声明を発表した。
ボルキア国王は他の東南アジア諸国連合(ASEAN)の指導者らと共にクアラルンプールを訪れており、27日には中国の李強首相や湾岸協力会議(GCC)の要人と会談した。
アンワル氏は、医師団は国王に対し、当面、王室家族以外の訪問者と面会しないよう助言したと述べた。
国王の事務所は同日、国王は疲労を感じており、マレーシアの健康専門家が、国立心臓研究所で数日間休養するよう勧めたとしている。(c)AFP