【5月28日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は27日、イースタンカンファレンスのプレーオフ決勝(7回戦制)が行われ、インディアナ・ペイサーズがニューヨーク・ニックスを130-121で下し、対戦成績を3勝1敗としてNBAファイナルズ進出に王手をかけた。

ペイサーズは、タイリース・ハリバートンが32得点、15アシスト、12リバウンドを記録し、プレーオフで自身2度目のトリプルダブルを達成した。ターンオーバーなしで30得点、15アシスト、10リバウンド以上をマークするのは、NBAのプレーオフ史上初の快挙となった。

チームは、第3戦で20点リードから逆転負けを喫していたが、これで2000年以来となるファイナル進出まであと1勝に迫った。

ハリバートンの他にはパスカル・シアカムが30得点、ベンチスタートのベネディクト・マサリンが20得点を挙げた。

一方、後がなくなったニックスは、29日にホームで行われる第5戦で巻き返しを図る。

この日はジェイレン・ブランソンがチーム最多の31得点をマーク。カール・アンソニー・タウンズが24得点、12リバウンド、OG・アヌノビーが22得点、ミカル・ブリッジズが17得点と続いたが、チーム全体で17本のターンオーバーを犯したことが響いた。(c)AFP