ベルリンが36年五輪招致の意向 「ナチス五輪」から100年
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【5月28日 AFP】ドイツのベルリンが27日、2036年大会を含む夏季五輪の招致に向け、開催計画を発表した。
2036年は、アドルフ・ヒトラー率いるナチス政権下で五輪が開催された1936年ベルリン大会から、ちょうど100年にあたる。
ベルリンのカイ・ウェグナー市長は、「2036年大会がどこで開催されようとも、1936年の『ナチス五輪』に再び注目が集まるだろう」と述べ、招致は「この100年で変わった街」が「排除と憎しみではなく、多様性と開放性を象徴する都市となったことを世界に示す機会になる」と語った。
ドイツ国内ではベルリンのほか、1972年大会を開催したミュンヘン、ハンブルク、そして共催を目指すライン・ルール都市圏の複数都市も招致に意欲を示している。各候補地は31日までにドイツ・オリンピックスポーツ連盟(DOSB)に大会の構想を提出し、DOSBが2026年秋までに国際オリンピック委員会(IOC)に届け出る正式な候補地を決定する予定。
ベルリンは2036年に限らず、2040年や2044年の大会開催にも前向きで、現時点では特定の年に絞った招致方針は示していない。
夏季五輪は2028年に米ロサンゼルス、2032年に豪ブリスベンでの開催が決定しており、大陸間の持ち回り原則に従えば、2036年大会は欧州での開催となる可能性が高い。(c)AFP