ベッツェッキが久々の優勝、英国GP
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【5月26日 AFP】ロードレース世界選手権、第7戦英国GPは25日、MotoGPクラス決勝が行われ、アプリリアのマルコ・ベッツェッキ(イタリア)が久しぶりの優勝を飾った。
スタート直後の選手同士の衝突でコースにオイルが漏れ、赤旗が出て再スタートが切られる波乱含みのレースで、ベッツェッキは2023年9月のインドGP以来の優勝を果たした。
カストロール・ホンダLCRのヨハン・ザルコ(フランス)が2位に入り、2週間前のフランスGP優勝が偶然ではないことを示した。年間争いトップに立つドゥカティ・レノボ・チームのマルク・マルケス(スペイン)は3位をかろうじて獲得し、BK8グレシーニの弟アレックスとのポイント差を広げた。
最も不運だったのは、モンスター・エナジー・ヤマハの2021年王者ファビオ・クアルタラロ(フランス)。3戦連続のポールポジションを獲得し、2022年以来の勝利も視界に入っていたが、マシントラブルにより12周目でリタイアを強いられた。(c)AFP