【5月24日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は23日、イースタンカンファレンスのプレーオフ決勝(7回戦制)が行われ、インディアナ・ペイサーズが敵地マディソン・スクエア・ガーデンでニューヨーク・ニックスを114-109で下し、シリーズ2勝0敗とリードした。

勢いに乗るペイサーズは、これでシリーズの主導権を握って本拠地インディアナポリスに移動する。

この日の試合では、カメルーン出身のパスカル・シアカムがプレーオフではキャリア最多の39得点でチームをけん引したが、他の先発選手も全員が2桁得点で大きく援護した。

対するニックスは、第4クオーターに10点差から反撃して一時は1点差まで詰め寄ったものの、最後はペイサーズに逃げ切られた。

これでペイサーズは、プレーオフのロードゲームでは1回戦でミルウォーキー・バックスに敗れたのを最後に6連勝を記録している。

第1戦では17得点と控えめながらこの試合では序盤から絶好調だったシアカムは、「とにかく、積極的にプレーしただけだ。自分たちはチームであり、誰が得点するかは関係ない。自分はこのチームのそういうところを大いに気に入っている」とコメントした。

また、「序盤から攻めていき、チームメイトがうまく僕を見つけてくれた。次の試合ではまた別の誰かが活躍するだろう。そこが自分たちの特別なところだ」と語った。(c)AFP