【5月24日 AFP】サッカースペイン1部リーグのレアル・バジャドリードは23日、元ブラジル代表のロナウド氏がクラブにおける自身の持ち株を北米の投資会社に売却すると発表した。

バジャドリードは声明で、「取締役会会長でクラブの筆頭株主であるロナウド・ルイス・ナサリオ・デ・リマ氏が、クラブの過半数株式を欧州ファンドの財政支援を受けた北米の投資グループに譲渡する契約を締結した」と述べた。

また、近日中にさらなる詳細を明らかにし、この取引にはスペインスポーツ評議会(CSD)の承認が必要であるとも補足した。

今季のバジャドリードはリーグ戦37試合で29敗を喫する悲惨な結果を残し、2部降格となった。ここ数週間では、ファンがロナウド氏に「家に帰れ」と要求するなど激しく抗議していた。

現役時代にブラジル代表として1994年と2002年のW杯で優勝を果たしたロナウド氏は、2018年9月にバジャドリードの51パーセントの株式を取得した。

バジャドリードは2021-22シーズンに2部でプレーした後、翌シーズンには1部復帰を果たした。23-24シーズンも2部降格となったが、今季は再び1部リーグに昇格していた。(c)AFP