トランプ氏、日鉄とUSスチールの「提携」承認
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【5月24日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は23日、米鉄鋼大手USスチールと日本製鉄の新たな「提携」を支持すると表明した。これにより、国家の重要資産の外国人保有をめぐる長い論争に終止符が打たれるとの期待から、USスチールの株価は急騰した。
取引の詳細は依然として不明だが、トランプ氏が自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で新たな合意を称賛したことを受け、ペンシルベニア州に本社を置くUSスチールの株価は急騰し、21%以上上げて引け、その後の時間外取引でさらに上昇した。
トランプ氏はSNSへの投稿で、「USスチールは米国にとどまり、本社も偉大な都市ピッツバーグにとどまることになった」と述べた。
さらに、USスチールと日本製鉄の新たな「計画的な提携」は、少なくとも7万人の雇用を創出し、米国経済に140億ドル(約2兆円)の経済効果をもたらすと付け加えた。(c)AFP