ロシア、和平プロセスの停滞批判に反論
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【5月21日 AFP】ロシア政府は21日、ウクライナ和平交渉を引き延ばしているとするウクライナや欧州の指摘を否定した。また、停戦条件を提示する計画があるとしたが、その時期については具体的な言及を避けた。
記者団から、ウラジーミル・プーチン大統領の「(将来の平和条約に関する)覚書」が提示される時期について問われたロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官は、「このプロセスを引き延ばしたい者などいない。皆が精力的に取り組んでいる」と述べた。
さらに「これとは別に、停戦条件のリストがある。これはイスタンブールでの会談で合意されたものだ」とも語った。ただ、それらがいつ発表されるのか、あるいはウクライナ政府に渡されるのかについては明言を避けた。(c)AFP