ホーレが個人TT優勝、総合トップはデルトロが維持 ジロ
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【5月21日 AFP】自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリアは20日、第10ステージ(ルッカ~ピサ、28.6キロメートル)の個人タイムトライアルが行われ、リドル・トレックのダン・ホーレ(オランダ)がステージ優勝を飾り、UAEチームエミレーツXRGのイサーク・デルトロ(メキシコ)が総合首位を守った。
タイムトライアルのスペシャリストであるホーレは32分30秒で走破し、チームに今大会4勝目をもたらした。
第9ステージで驚きの総合トップを奪ったデルトロはその座を守ったものの、総合2位につけるチームリーダーのフアン・アユソ(スペイン)との差は48秒縮まり、25秒差に迫られている。
地元期待のバーレーン・ヴィクトリアスのアントニオ・ティベーリ(イタリア)が1分1秒差の総合3位を維持し、チーム・ビスマ・リースアバイクのサイモン・イェーツ(英国)が1分3秒差の総合4位に浮上した。
第9ステージで大きくタイムを落としたレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)は、試走中に転倒しながらも1分18秒差の5位に戻し、優勝争いに復帰している。
大会はこの後アルプス山脈に突入し、21日の第11ステージはアペニン山脈の丘の上にある町カステルノーボネモンティをフィニッシュ地点とする丘陵ステージとなる。(c)AFP