【5月20日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領が推進する自主退去プログラムに応じた不法移民の第1陣が19日、米国を出国した。米国土安全保障省(DHS)が発表した。

トランプ政権は今月5日、出身国に自発的に帰国する不法移民に対し、渡航費に加え1000ドル(約14万円)を支給すると発表していた。

DHSによると、テキサス州ヒューストンを出発した「自主チャーター便」には計64人の移民が搭乗。うち38人がホンジュラスへ、26人がコロンビアへ送還された。

DHSは声明で、「彼らには渡航支援と1000ドルの給付金が提供された。また、将来的に合法的な手続きを経て米国に再入国する可能性も残されている」と述べた。(c)AFP