全米OP会場、約1160億円の大規模改修へ テニス
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【5月20日 AFP】全米テニス協会(USTA)は19日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われる総額8億ドル(約1160億円)の改修プロジェクトの一環として、全米オープンのメイン会場であるアーサー・アッシュ・スタジアムが改装されると発表した。
USTAのブライアン・バハリー会長は、今回の計画が「大会史上最大の単一投資」になると述べた。
このプロジェクトでは、約2万4000席を有するアーサー・アッシュ・スタジアムの大規模な改修に加え、新たな「プレーヤー・パフォーマンスセンター」の建設、さらに観客向け施設の改善など、会場全体のアップグレードが行われる予定だ。
関係者によると、アーサー・アッシュ・スタジアムの改修では建物の構造が見直され、コートサイドの座席数が現在の3000席から約5000席に増加するという。
施設全体のアップグレードは、2027年までに完了する見込みで、予備工事はすでに始まっている。改修工事が今後の全米オープンの開催場所に影響することはない。
四大大会(グランドスラム)のシーズン最終戦となる今年の全米オープンは、8月24日から9月7日まで開催される。(c)AFP
