【5月19日 AFP】25F1第7戦エミリアロマーニャGPは18日、決勝が行われ、レッドブルの4連覇中の王者マックス・フェルスタッペンが圧勝で優勝を果たした。

フェルスタッペンはマクラーレンのランド・ノリスに6.1秒差をつけてゴールし、ノリスのチームメートで今季総合トップに立つオスカー・ピアストリが3位に入った。

年間チャンピオンに7回輝くフェラーリのルイス・ハミルトンが、フェルスタッペンと同様に2度のセーフティカー介入を味方につけ、12番手から4位に浮上し、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボン、チームメートのシャルル・ルクレールを抑えた。

メルセデスAMGのジョージ・ラッセルは7位に終わり、ウィリアムズのカルロス・サインツ・ジュニアが8位、レーシングブルズの新人アイザック・ハジャーが9位に続いた。予選で高速クラッシュを喫したレッドブルの角田裕毅は10位に食い込んだ。

フェルスタッペンはチームのGP通算400戦目で、今季2勝目とキャリア通算65勝目を挙げた。ドライバーズタイトルでは124ポイントに伸ばし、146ポイントの首位ピアストリ、133ポイントの2位ノリスとの差を縮めている。

フェルスタッペンは「みんな、きのうもきょうも素晴らしい仕事をありがとう」「最高の週末だった」とスタッフに感謝し、自身とチームにタイトルを簡単に手放すつもりがないことを走りで示した。(c)AFP