ジャーナリズム 激戦制しプリークネスステークス制覇
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【5月18日 AFP】米国競馬のG1レース、第150回プリークネス・ステークス(3歳、ダート約1900メートル)は17日、米メリーランド州ボルティモアのピムリコ競馬場で開催され、ウンベルト・リスポリ騎手騎乗の一番人気ジャーナリズムが劇的な優勝で米競馬三冠レースの2戦目を制した。
ケンタッキーダービーで2着だったジャーナリズムは、最終コーナーで内ラチ際に閉じ込められ、今回も失意を味わうかに思われた。しかし、ゴールオリエンテッドを突き飛ばしてコースをこじ開けると、最後に穴馬のゴスジャーを差して勝利を収めた。
レース後にはジャーナリズムとゴールオリエンテッドの衝突の映像が見直されたが、短い確認の後、ジャーナリズムが勝者と認められた。ゴスジャーとサンドマンがそれぞれ2着と3着に入った。
イタリアのリーディングジョッキーを2度獲得しているリスポリ騎手は、この勝利はジャーナリズムの決して諦めない姿勢のおかげだと述べた。
ジャーナリズムの勝利は、カリフォルニア州に拠点を置くマイケル・マッカーシー調教師にとってもうれしいものとなった。同調教師は今年1月の山火事で甚大な被害を受けたロサンゼルスのアルタデナに住んでいる。(c)AFP