スポルティング・リスボン連覇 通算21回目のリーグ優勝
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【5月18日 AFP】24-25ポルトガル1部リーグは17日、第34節の試合が行われ、スポルティング・リスボンは2-0でビトリア・ギマラエスを下し、宿敵ベンフィカを抑えて最終節でリーグ戦連覇を決め、通算21回目の優勝を果たした。
スポルティングとベンフィカは前節のダービーを1‐1で引き分け、同勝ち点で最終節を迎えてタイトル争いは大接戦となっていた。
ベンフィカは優勝のためにスポルティングの結果を上回る必要があったが、SCブラガと1‐1でドロー。もっともスポルティングは勝利した上に、直接対決の戦績で上回っていたため、白星を挙げても十分ではなかった。
後半にペドロ・ゴンサウベスのゴールで先制したスポルティングは、さらにリーグ得点王のビクトル・ギェケレシュが今季39点目を決めて勝利をものにした。ギェケレシュは、アーセナルを含む欧州強豪クラブへの移籍がうわさされているが、本人は「これがサッカー。何が起こるか誰にも分からない。まだここにいるし、未来は誰にも予測できない」と述べるにとどまった。
スポルティングは昨季チームをリーグ制覇に導いたルベン・アモリム元監督が昨年11月に退任し、マンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任。その後を引き継いだジョアン・ペレイラ前監督は不振で6週間後に解任されると、ルイ・ボルジェス氏が指揮を執っていた。
25日にはベンフィカとのポルトガル杯決勝を控えており、チームは2冠達成の可能性を残している。(c)AFP