【5月18日 AFP】サッカー元ブラジル代表DFでW杯優勝経験を持つルシオ氏(47)が、家庭内事故によりやけどを負って入院したと、17日に関係者が明かした。

ルシオさんの妻は国内メディアのグロボに対し、バイオエタノールを使用するエコ暖炉の爆発により負傷したと話している。

ルシオ氏のインスタグラムに投稿された声明によると「彼は安定して、意識もあり、必要なすべての医療ケアを受けている」「専門的な治療を受けていて、臨床状態は良好」だという。

また、治療を行っているブラジリアの病院は、ルシオ氏が15日に入院したと発表している。

ルシオ氏はブラジル代表として通算105試合に出場し、優勝した2002年のW杯日韓大会では主力メンバーの一人だった。ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンやイタリア・セリエAのインテルといった欧州強豪クラブでは主要タイトルの獲得にも成功しており、2020年に現役を退いていた。(c)AFP