【5月18日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は17日、ウクライナでの「流血の惨事」を終わらせるためにロシアのウラジーミル・プーチン大統領と19日に電話で協議すると明らかにした。

ロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官も国営タス通信に対し、電話での首脳協議を「準備中」と語った。

ロシアとウクライナは16日、3年超ぶりに直接協議し、1000人ずつ捕虜を交換することで合意した。

クレムリンは17日、プーチン氏とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の会談は、双方が停戦をめぐり合意に達した場合にのみ可能と述べた。

ウクライナ北東部スムイ州では17日早朝、ロシアの無人機が避難民を乗せた小型バスを襲い、9人が死亡、5人が負傷したと地元当局が発表した。

ゼレンスキー氏はこの攻撃と、ロシアがこれまでのところ停戦合意を拒否していることを非難し、ロシアに対する追加制裁を改めて呼びかけた。(c)AFP