ハミルトンとルクレール、フェラーリ地元GPでマシンの問題嘆く
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【5月17日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンは16日、チームの地元イタリアで行われる今季第7戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目でそれぞれ6位と11位に終わり、ペース不足とブレーキの問題を訴えた。
フェラーリにとって今週末のレースは、ティフォシ(フェラーリの熱狂的ファン)の目の前で臨む重要なものとなっている。チームは今季2度目の表彰台に加え、コンストラクターズ選手権のタイトルを争った昨季の勢いを取り戻すことを目指しているものの、この日の結果は思わしくなかった。
ルクレールは15日の体調不良からかなり回復したと話したものの、ヘルメットと車のブレーキに問題があると不満を漏らすなど、チームにとってまたもや失望の一日となった。走行後には、「このクルマではポールポジションは無理だ」「だけど、僕らのレースペースは強いので、予選に集中すればあしたは大いに助けになるだろう」と語った。
一方、通算7度の年間優勝を誇り、メルセデスAMGから移籍して以降フェラーリへの適応に苦しんでいるハミルトンは、ブレーキの問題について不満を示した。
フェラーリのドライバーとして初めて地元イモーラ・サーキットでの週末を迎えたハミルトンは、フリー走行1回目は手応えを感じ、車のアップグレードで一歩前進したと述べた。
その一方で、いくつかの「微調整」を加えた後、深刻なブレーキの問題に直面したといい、「残念ながら、一晩で修正できるものではない」「何がうまくいくかは、また賭けに出るようなものだ。あしたどうなるか見てみよう」と語った。(c)AFP