【5月17日 AFP】イスラエル軍は17日、封鎖しているパレスチナ自治区ガザ地区への新たな攻勢の「初期段階」の一環として、同地区で前日、「大規模な攻撃」を開始したと発表した。

同軍はテレグラムに投稿したアラビア語の声明で、これらの攻撃は「ガザ地区における戦闘の拡大」の一環であり、「拉致被害者の解放と(イスラム組織)ハマスの打倒を含むすべての戦争目標の達成」を目的としていると表明した。

ガザの民間防衛当局はこれに先立ち、16日のイスラエル軍によるガザへの攻撃で100人が死亡したと発表した。

「ギドンの戦車作戦」として知られるこの攻撃は、ハマスによる米国人とイスラエル人の人質解放と引き換えに、イスラエルが全面的な支援封鎖を解除するよう圧力を受ける中で行われた。(c)AFP