【5月17日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は16日、プレーオフのカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、イースタンカンファレンスではニューヨーク・ニックスが119-81で昨季王者のボストン・セルティックスを圧倒し、4勝2敗でシリーズを制して25年ぶりのカンファレンス決勝に駒を進めた。

ニックスはジェイレン・ブランソンとOGアヌノビーがそれぞれ23得点でチームをけん引したほか、ミケル・ブリッジズが3ポイントシュート4本を含む22得点、カール・アンソニー・タウンズが21得点、そしてジョシュ・ハートが10得点、11リバウンド、11アシストのトリプルダブルを記録するなど、6選手が2桁得点の活躍を見せた。

次週から始まるカンファレンス決勝では、NBAファイナル進出を懸けて宿敵インディアナ・ペイサーズと激突する。

ニックスの本拠地マディソン・スクエア・ガーデンにはこの日、米俳優のティモシー・シャラメさんやベン・スティラーさん、米歌手のレニー・クラヴィッツさん、米映画監督のスパイク・リーさんなど大勢のセレブたちがコートサイドでニックスの勝利を見守った。

一方、第4戦でスター選手ジェイソン・テイタムがシーズン終了の負傷に見舞われる大打撃を受けたセルティックスは、14日の第5戦に勝利して奇跡のシリーズ突破へ望みをつないだものの、ファンの希望は無情にも打ち砕かれた。

セルティックスはジェイレン・ブラウンがチーム最多の20得点、アル・ホーフォードが10得点、ペイトン・プリチャードが11得点を記録した。第5戦で34得点を挙げたデリック・ホワイトは、この試合ではわずか8得点に抑えられた。(c)AFP