大学食堂の軽食メニューが若者に人気
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【5月16日 東方新報】「鶏胸肉、紫芋、ブロッコリー。負担なくて美味しい!」13日の夜、天津大学(Tianjin University)衛津路キャンパスの食堂にある軽食カウンターには学生が並んで、自分好みのヘルシーな夕食を自由に選んでいた。
「軽食ブーム」が全国の大学食堂で広がっている。今年の春から、北京市、四川省(Sichuan)、安徽省(Anhui)などの大学食堂では、次々と「軽食・減脂メニュー」が登場し、少ない油と塩分、自由に組み合わせができ、価格も手頃なため、大学生の間で人気を集めている。
天津大学は、早くから軽食メニューを取り入れた大学の一つだ。2022年、栄養士のアドバイスを受けて、衛津路キャンパスに最初の減脂メニューを導入し、その後他のキャンパスにも広がっている。
食事センターのスタッフ、周冉(Zhou Ran)さんによると、メニューは30グラムまたは50グラムの小分けで販売され、学生は自分の好みに合わせて自由に組み合わせることができ、柔軟で学生に優しい。
天津大学の経済学部の解乾宏(Jie Qianhong)さんは、忙しい学業の中で長い間出前を頼んでいたが、「油が多くて高い、そして健康にも良くない」と感じていた。今年の春からは、「高カロリーの出前」から「軽食中心」に切り替えた。
「2種類の野菜、卵蒸し、たんぱく質、少量の主食」が天津大学精密機器・光電子工学部の学生、馬佳明(Ma Jiaming)さんの「定番の組み合わせ」だ。ウォーキングやジョギング、バドミントンなどを定期的に行い、4キロの減量に成功した。
また、多くの大学が「軽食体験」の改善を進めている。四川大学(Sichuan University)は「軽食2.0プラス版」を導入し、メニューに栄養情報を表示して学生がより正確に選べるようにした。山東大学(Shandong University)では、自動販売機で「チャバタサンドイッチ」や「減脂無米混ぜご飯」などの「軽食ボックス」を提供している。ハルビン医科大学(Harbin Medical University)の「スマート食事プレート」では、カロリーやたんぱく質、炭水化物の摂取状況が表示される。
天津工業大学(Tianjin Polytechnic University)では、今年4月に導入した軽食カウンターが1日平均300人以上の利用者を迎え、リピート率は60%を超えている。学校は公式ガイドラインに基づいてメニューを設計し、中国式軽食のコンセプトを採用している。香ばしく焼いた鶏胸肉や味付けした牛肉など、伝統的な調理法を用いて、西洋式の冷製サラダではなく、地元の食習慣に合った料理を提供している。自家製の特製ソースを合わせて大変人気がある。
「軽食ブーム」がキャンパスに広がり、学生たちの栄養への関心も高まっている。天津工業大学の学生生活課長、苑占坡(Yuan Zhanpo)さんは、「最近、多くの学生が食事時に食材の出所や調理方法などの詳細を自発的に尋ねるようになった」と語っている。学校はまた、「楽しくダイエットしよう」というグループ参加型の活動を推進し、学生が軽食と運動を組み合わせて、健康的な習慣を作り上げることを奨励している。
天津中医薬大学(Tianjin University of Traditional Chinese Medicine)附属病院栄養科の副主任、張克明(Zhang Keming)さんは、「学生たちは健康に対する認識が高まっているが、依然として多くの不健康な食習慣が見受けられる」と指摘している。高校の軽食メニューの導入は、サービスの向上だけでなく、食の健康教育の拡充も示している。
張克明さんは、「今後、大学は個別の食事指導や中医薬による食事法などをさらに探求し、学生が健康的なライフスタイルを定着させる手助けをすることができるだろう」と述べている。(c)東方新報/AFPBB News