メラニア・トランプ米大統領夫人の像が消失 スロベニア
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【5月16日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領の妻、メラニア・トランプ氏の故郷スロベニアで設置された同氏の等身大ブロンズ像が行方不明となり、警察が捜査を開始した。メラニア氏の像がなくなるのは2度目。
今回なくなったブロンズ像は2020年、故郷のスロベニア中部セブニツァ近郊の私有地に設置されたもの。13日に盗難の報告があった。
警察とブロンズ像の制作者である米国の芸術家ブラッド・ダウニー氏によると、像はコンクリートに金属棒で固定されていたが、足首部分で切断され、運び去られていた。
ダウニー氏は「ドナルド・トランプ氏の新たな選挙(トランプ氏が示唆している3度目の大統領選出馬)と関係があるのではないか」とAFPに語った。
ダウニー氏によると、別のアーティストが制作した最初の木製の像が放火で焼失したことから、新たな像はブロンズ製にした。
メラニア氏の夫トランプ氏が米国の大統領になった時、いつかメラニア氏の故郷を訪れるかもしれないという期待が高まったが、それはまだ実現していない。
セブニツァではメラニア氏にちなんだケーキやチョコレートといった土産物が数多く生まれている。(c)AFP