ウクライナへの「押し付けられた平和」受け入れられず ドイツ首相
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【5月15日 AFP】ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は14日、ロシアから「押し付けられた平和」という形でウクライナに対する解決策があってはならないと述べた。
議会で演説したメルツ氏は、「ウクライナの意思に反して軍事的に作り上げられた事実」を警告。
メルツ氏はドナルド・トランプ米大統領と最近2度話をしたと述べ、ウクライナの今後の進展において「欧米のパートナー間で最大限の連携を今後も達成できるようあらゆる努力を尽くす」と語った。
欧州の指導者たちがロシアに対するより厳しい制裁を警告する中、メルツ氏は議員たちに対し、「政治的な西側が分裂を許さないことが最も重要だ」と述べた。
和平交渉は15日にトルコのイスタンブールで行われる予定で、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、直接会談に出席するよう促している。
ロシアはプーチン氏が参加するかどうか明らかにすることを拒否している。(c)AFP