ネタニヤフ政権のガザ封鎖は「容認できない恥ずべき行為」 仏大統領
このニュースをシェア

【5月14日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は13日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相がパレスチナ自治区ガザ地区への支援を阻止していることは、「容認できない恥ずべき行為だ」と非難した。
マクロン氏は民放テレビTF1に対し、「ベンヤミン・ネタニヤフ政権の行為は容認できない。(ガザには)水も薬もなく、負傷者は避難できず、医師が入ることもできない。彼の行為は恥ずべきものだ」と述べた。
「われわれは米国を必要としている。(ドナルド・)トランプ大統領には影響力がある。私はネタニヤフ首相に厳しい言葉をかけた。怒りを覚えたが、彼ら(イスラエル)が頼りとしているのはわれわれではなく、米国の武器だ」と付け加えた。
マクロン氏は、今年エジプトとガザの境界を訪問した際に「フランスをはじめとする国々が提供しているすべての支援」が「イスラエルによって阻止されている」のを目撃したことを強調。
「これは容認できない人道的悲劇だ」「『これがジェノサイド(集団殺害)だ』と述べるのはフランス大統領ではなく歴史家の役割だ」とも述べた。(c)AFP