【5月18日 Xinhua News】中国湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州巴東県にある500ムー(約33ヘクタール)のナシ畑でこのほど、ドローンによる薬剤散布が行われ、100ムー(約6・7ヘクタール)以上にわたる病害虫防除作業が半日で完了した。

 鄂西(がくせい)山地に位置する同県は地形が複雑で農作業に困難が多いため、今年はスマートナビゲーションシステムとセンサーを搭載したドローンを導入。設定したルートと高度を自律飛行して果樹の位置や高さを自動認識し、農薬を正確に散布した。

 同県ではここ数年、ドローンによる空中からのスマート化作業が普及したことで、情報活用や利便性向上、作業の効率化が進み、農家の収入増や農村振興につながっている。(c)Xinhua News/AFPBB News