【5月12日 AFP】世界リレー選手権は11日、中国・広州で各種目の決勝が行われ、男子4×100メートルリレーでは、アカニ・シンビネを擁する南アフリカが優勝を飾った。

今季のダイヤモンドリーグで100メートルを2度制しているシンビネがアンカーを務めた南アフリカは、37秒61の今季世界最高記録で優勝。2位に米国、3位に昨年のパリ五輪金メダリスト4人が走ったカナダが続き、日本は4位に終わった。

女子4×100メートルでは、英国の最終走者サクセス・エデュアンがジャマイカのシェリカ・ジャクソン、米国のトワニシャ・テリーを抜き去り、名前に違わぬ活躍で金メダルを獲得した。2位にスペイン、3位にジャマイカが続き、0.05秒差で米国は4位に終わった。

男子4×400メートルリレーでも南アフリカが優勝を飾り、ベルギー、ボツワナが表彰台入りを果たした。女子の同種目ではスペインが優勝する波乱があった。アンカーのベイリー・レアが一時先頭に立ったものの抜き返された米国が2位、南アフリカが3位に続いた。(c)AFP