「一帯一路」の共同建設でチャンスの地図を描く・中国
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【5月14日 Peopleʼs Daily】保護主義が台頭し、経済のグローバル化に逆風が吹く現在、国際社会は中国が各国と協力して共同発展をどのように進めるのか注目している。
過去1年間、中国はより高い水準の開放型経済体制の構築を加速し、高品質な「一帯一路(Belt and Road)」の共同建設は着実に進展を遂げた。「一帯一路」共同建設の提言は、中国が提供する重要な「国際的な公共財産」であり、中国と各国が連携して包摂的で持続可能な経済グローバル化を推進し、「同球共済」「和合共生」を提唱する重要な協力プラットフォームとなっている。
10年以上にわたり、「一帯一路」共同建設は「共商・共建・共享」の原則を堅持し、150か国以上と30を超える国際機関が積極的に参加し、その協力分野は絶えず拡大、協力範囲は不断に広がり、協力レベルは常に向上している。「一帯一路」共同建設イニシアチブは中国から発祥したものだが、その機会と成果は世界各国のものであり、中国が世界の現代化に活力を与える重要な原動力の一つとなっている。
「一帯一路」共同建設は、世界の開発格差を埋める中国の知恵だ。「一帯一路」は、体系的かつ多層的な協力枠組みを通じて、世界の発展格差という根本的な矛盾に正面から向き合い、「ハード・コネクト」で開発の基盤を固め、「ソフト・コネクト」で制度的障壁を打破し、「心のコネクト」で協力に対する共通認識を育んでいる。そして、インフラの遅れ、開発の原動力不足、ガバナンス能力の弱さといった世界的な課題の解決に新たな力を注いでいる。
中国ラオス鉄道の開通により、中国の瀾滄江(Lancangjiang)と湄公河(メコン川、Meigong River)にちなんで名付けられた国際貨物列車「瀾湄(Lanmei)快速ライン」で輸送されるメコン流域諸国から出荷された果物が、昆明の主要なスーパーに当日中に配送・陳列されるようになった。
中国と欧州を結ぶ中継地点であるギリシャのピレウス港ではガントリークレーンが忙しく動いている。「中欧陸海快速線」の開通で、輸送時間が7日から10日ほど短縮された。
ペルーのチャンカイ港が開港し、中国とペルーの間の海上輸送は片道23日に短縮され、物流コストが20パーセント以上削減されたなど、「一帯一路」の共同建設は世界経済の物流の流れに新たな活力を注入している。
新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のカシュガル(Kashgar)を起点とし、キルギスを経由してウズベキスタン国内へ至る「中吉烏鉄道(China-Kyrgyzstan-Uzbekistan Railway)」の建設が着手され、中越国境鉄道、マレーシア東海岸鉄道など重点プロジェクトが重要なステージまで進展しているなど、「一帯一路」の共同建設はグローバルな相互接続を促進させ、世界経済成長の新たな空間を開拓している。
「一帯一路」共同建設は、世界の現代化を推進する中国の動的なエネルギーだ。中国が追求する現代化は、自国だけの利益を追求するものではなく、発展途上国を含む各国と共に現代化を実現することを目指している。これは、中国式現代化が人類文明の新しい形態を創造するという胸襟の広さを如実に示すものだ。
世界の現代化は、平和発展の現代化、互恵協力の現代化、共同繁栄の現代化であるべきだ。そしてこれは「一帯一路」の理念と目標に高いレベルで合致している。
新しい時代の「シルクロード」の沿線の「絵巻物(シーン)」の中では、キノコ栽培に用いる植物「菌草(Juncao)」が「富の草」「幸福の草」と称されたり、メコン川地域に安全な水の確保する中国による現地支援行動計画「瀾湄甘泉行動行動」が地域の民生福祉を向上させ、ケニアの首都ナイロビと港湾都市モンバサを結ぶ「モンバサ・ナイロビ標準軌鉄道」が沿線都市の現代化プロセスを促進するなど、個々の様々な変化が次第に集合し、宏大な発展の「絵図面」を構成している。
一帯一路の共同建設は、発展という根本的な問題に焦点を当て、共同建設に参加する国々が経済発展の新しいエンジンを構築し、発展の動力源を活性化し、世界各国の現代化にさらなる広大な空間を切り開いている。
「一帯一路」共同建設は、シルクロード精神を継承する中国の行動である。「一帯一路」共同建設の最も重要な原動力は、平和協力、開放包容、相互学習、相互尊重、互恵共栄のシルクロード精神である。
そしてこれは、中国人が多くの国々と調和し、隣人を大切にし、自分を立てながらも他者を助けるという処世の道と一致し、平和、発展、協力、共栄の時代の潮流に適応している。
歴史の継承から時代の共鳴へ、対話で分断を埋め、団結で分裂に反対し、協力で発展を促進する。これは中国が「発展エネルギーを付与する大国」として堅持する価値観であり、「一帯一路」の共同建設が伝えている理念だ。
変化と混乱が交錯する百年の変局の中、「一帯一路」共同建設は、世界に向かって重要で前向きなエネルギーを与えている。
高品質な「一帯一路」共同建設のハイレベルで、民生を向上させ、持続可能な協力プロジェクトの構築に継続的に取り組む中、中国は引き続き各国と協力し「チャンスの地図」を各国と共に描き、全世界的な発展と繁栄に力を与えようとしている。(c)PeopleʼsDaily/AFPBBNews