中国の吉利汽車 極氪を完全子会社に NYSEでの上場廃止へ
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【5月10日 CGTN Japanese】中国の自動車大手である吉利汽車(ジーリー/GEELY)は7日、電気自動車(EV)ブランド「極氪(ZEEKR)」を完全子会社化する計画を発表しました。現在、吉利汽車は極氪の約65.7%の株式を保有していますが、今回の発表によれば、残る全株式も取得し、極氪を完全に傘下に収める意向です。取引が完了すれば、極氪は非公開企業となり、ニューヨーク証券取引所(NYSE)での上場を廃止する見通しです。
吉利汽車は今回の統合について、内部資源の深い統合と効率的な協業を図ることで、重複投資を回避し、コストの削減につなげる狙いがあると説明しています。また、グループ全体で統一された上場プラットフォームを構築し、極氪の資産や経営資源を全面的に統合することで、乗用車事業の競争力強化を目指すとしています。
さらに、極氪は高級電動車市場をターゲットとするグローバルなEVブランドであることから、同社を完全に掌握することは吉利グループにとって戦略的に重要であると強調しています。今回の動きは、世界的な市場変化や経済の不確実性に対応するための体制強化の一環とも言えます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News