【5月9日 AFP】パリ五輪の7人制ラグビー男子で銀メダルを獲得したフィジー代表のライスンゲ・ジョサイア選手(30)が8日、乗っていた車と列車との衝突事故で死亡した。所属するフランスリーグ・トップ14のカストル・オランピックが発表した。

ジョサイア選手は練習に向かう途中、踏切で列車との衝突事故に遭った。消防によると、列車の乗客や乗員は全員無事だという。

今季カストルで7試合プレーしたジョサイア選手の最後の出場は、4月26日のスタッド・トゥールーザン戦だった。

クラブは声明で「カストル・オランピックは悲しみに包まれている」「彼は素晴らしいチームメートであり、皆に愛され、カストルのサポーターたちにも心から受け入れられていた」と記した。

現在リーグ5位につけるカストルは当日の練習を中止しており、フランス全国ラグビーリーグ(LNR)の発表では、10日に予定されていたクレルモン・オーヴェルニュ戦は延期された。(c)AFP