【5月8日 AFP】自転車ロードレースのミゲル・アンヘル・ロペス(コロンビア)に対するドーピングによる4年間の資格停止処分が7日、確定した。スポーツ仲裁裁判所(CAS)はこの日、ロペスの異議申し立てを棄却し、昨年5月に国際自転車競技連合(UCI)が科した処分を承認した。

2018年にジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャで3位に入ったロペスは、成長ホルモンと同様の特性を持つホルモンであるメノトロピンの陽性反応を示していた。また、2022年のジロ・デ・イタリア開催中には、メノトロピンを所持していたことが判明した。

CASは声明で、ロペスが「禁止薬物を所持していたと全会一致で判断した」とし、「UCIの決定は完全に支持される」と記している。

処分は2023年7月25日にさかのぼって適用される。(c)AFP