【5月5日 AFP】自転車ロードレース、ツール・ド・ロマンディは4日、最終第5ステージの個人タイムトライアル(ジュネーブからジュネーブ、17.1キロ)が行われ、UAEチームエミレーツXRGのジョアン・アルメイダ(ポルトガル)が区間2位に入り、総合優勝を果たした。

アルメイダは前日の山岳ステージでバーレーン・ヴィクトリアスのレニー・マルティネス(フランス)に敗れ、同選手と3秒差、XDSアスタナのロレンツォ・フォルトゥナート(イタリア)と2秒差の総合3位で最終日を迎えた。

この日は、パリ五輪と世界選手権のタイムトライアル王者であるスダール・クイックステップのレムコ・エベネプール(ベルギー)から12秒遅れの2位でフィニッシュ。山岳ステージのスペシャリストであるマルティネスは41秒遅れの13位、フォルトゥナートは95秒遅れの53位だったため、逆転優勝を果たした。

マルティネスが総合2位を守り、UAEチームエミレーツXRGのジェイ・バイン(オーストラリア)が総合3位に浮上して大会を終えた。

先月けがから4か月ぶりに復帰したエベネプールは、ワンデークラシックでいくつか好結果を残し、ツール・ド・フランスに向けて今回のステージレースで試運転を行った。(c)AFP