トランプ氏、麻薬対策でメキシコに米軍派遣提案
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【5月5日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は4日、メキシコに対し、麻薬カルテル取り締まりのための米軍派遣を提案したことを認めた。提案はメキシコのクラウディア・シェインバウム大統領との電話会談の中で行われたという。
これに先立ちシェインバウム大統領は3日、トランプ氏の提案を拒否したことを明らかにし、代わりに「緊密な協力と情報共有を提案した」と述べていた。
米軍派遣を提案したことについてトランプ氏は記者団に対し「それは事実だ」と認め、カルテルは「人々を次々に殺している恐ろしい集団」であり、「メキシコの大統領は素晴らしい女性だが、カルテルを恐れるあまり正しい判断ができない」と語った。
また「カルテルは麻薬を売って財を築き、われわれ(米国人)に危害を与えてきた」と述べ、「昨年、フェンタニルと麻薬で30万人の命が失われた」と指摘。
その上で、「メキシコが支援を望むなら、われわれは喜んで介入する。そう、シェインバウム氏にも伝えた」と続けた。
トランプ氏は、移民や麻薬、特にフェンタニルの米国への密輸を阻止するために、メキシコが十分な対策を講じていないと批判している。この問題を理由に、メキシコに関税を課すべきだとの考えも示している。(c)AFP